フィリピン旅行の前に!ざっくり知りたい基本情報と観光地

フィリピンのあふれる魅力がまとめられない。ぜひともあなたに伝えたい。

フィリピンで何ができるの?おすすめの観光地は?現地のグルメ情報は?気になるあなたの疑問を解決するために、フィリピンを旅行する前に知っておきたいことをまとめました。

「旅行前に知っておきたかった……!」そんな耳より情報もありますので、ぜひぜひフィリピン旅行の参考にしてくださいね。

お手軽南国リゾートフィリピンってどんなところ?

約7,200の島が集まる常夏の島国

訪れる島によって独自の文化・言語があり、多面性と多様性に優れています。旅行をする際にはローカル文化に触れてみてください。

特に注目されているのは首都マニラ。日本の都心にも負けない最先端のビル群に囲まれた「マカティ」や、フィリピン最大の日本人経営総合リゾート「オカダマニラ」が有名です。

観光で訪れるなら、アジア最大級のショッピングモール16世紀のスペインの街並みが残る「ビガン歴史都市」へ足を運ぶのがおすすめです。

他にも世界的に著名な「ボラカイ島」やリゾート地として賑わう「セブ島」、手付かずの大自然が広がる「パラワン島」もあり、何度も旅行したくなるような魅力がたくさんあります。

日本からのフライト時間は4~5時間で時差はたったの1時間

フィリピン・エアラインやセブ・パシフィック航空などの格安LCCも充実しているため、なんと往復航空券が40,000円で手に入ることもあります。フィリピン国内での航空機も比較的安価で入手できるため、直行便のみならずフィリピン国内での乗り継ぎもお手軽料金です。

1年中暖かい海で南国気分を満喫できる

湿度が低くて日差しが強い南国らしい空気が流れるフィリピンでは、ダイビングやマリンスポーツを楽しむ旅行者がたくさんいます。

さらに、様々な海洋生物や自然が楽しめるダイビングスポットとして有名で、フィリピン初の世界遺産に登録された「トゥバタハ岩礁海中公園」やジンベイザメが毎日やってくる「オスロブ」、戦時中の日本船が海底に沈む「コロン」があります。

英語が学べる語学留学先としても大人気

フィリピン国内で使われる公用語はタガログ語と英語。日本人旅行者も多いため、初めての海外旅行もぴったりです。

また、オーストラリアやアメリカの留学料金と比較すると、半額以下になることも。

お得に英語が学べるリゾート地として、学生や親子での留学先として人気沸騰中です。

フィリピン旅行で使う通貨はペソ

フィリピン旅行で外せないのがモールでのショッピング。旅行中に役立つイメージとして、1ペソ = 約2円(2020年5月現在)と頭に入れておきましょう。

フィリピン旅行の予算・お小遣いは?

旅行の目的にもよりますが、3泊4日のフィリピン旅行でツアーに2日間参加・お土産を購入する費用として一人当たり4 ~ 6万円用意しておけば十分に楽しめます。(渡航費・宿泊費除く)

残念ながらなんでも安いわけではない

旅行の楽しみとして日本を出国する際の免税店や現地でしか手に入らない限定品がありますが、輸入ブランドについては日本とあまり値段が変わらないことも。

レストランやホテルでは物価が安く感じられます。特に安いのがローカルマーケットで買うフルーツやお水などの日用品。なんとコーラは25ペソ(約50円)で購入することができます。

フィリピン旅行で気になる治安について

セブシティの街並み

ドゥテルテ大統領就任後フィリピンの犯罪件数が4年連続で減少しています。

さらに、犯罪率に関する世界的データベース「Numbeo Safety Index 2019」では、東南アジアで安全な都市のトップ10位に、フィリピンの4都市(ダバオ、マカティ、イロイロ、セブ)が選定されました。

しかし日本を離れたら自分の身を守ることは必須です。多額の現金を持ち歩かないように、貴重品の管理を徹底しましょう。

要注意!水道水は口に含まないように

歯磨きや喉が乾いた時についつい手が伸びてしまう水道水ですが、塩素消毒が十分に行われていない硬水のため日本人旅行者が腹痛を訴えてしまうことがしばしばあります。

小さなお子様や体調が優れない時は特に気をつけて、ペットボトルの飲料用水を飲むようにしましょう。

参考:WHO 飲料水水質ガイドライン

フィリピン旅行におすすめの観光スポット

フィリピン国内には、ユネスコに認定されている3つの文化遺産と3つの自然遺産がありますが、中には旅行で気軽に訪れることができない場所も……。各地域ごとの世界中の観光客が訪れる大人気スポットを地域別でご紹介します。

ルソン島の観光スポット(フィリピン北部)

オカダ マニラ:2017年オープン!日本人経営の総合リゾート

ショッピングモール・屋内プール・カジノに最新鋭の技術によって彩られた噴水ショーも楽しむことができます。マニラの夢のリゾート施設で刺激的な一夜を過ごしてみてはいかがですか。

古都ビガン:16世紀のスペインの街並みへタイムスリップ

1999年にユネスコ文化遺産として登録された古きスペイン統治時代の都市。戦火から奇跡的に逃れた旧市街地を、カレッサと呼ばれる馬車でゆっくりと散策するのがおすすめ。

バタッド ライステラス:世界遺産の雄大な棚田郡

フィリピンの田園風景を見渡せる人気観光スポット。現地に根付くイフガオ族が2000年以上かけて作り上げたと言われています。美しい棚田景色と、ライステラス守り続ける村人との交流を目的にする旅行者がたくさんいます。

ビサヤ諸島の観光スポット(フィリピン中部)

セブ島 オスロブ:ジンベイザメが毎日やってくる定番スポット

セブ島ツアー人気No,1アクティビティ「ジンベイザメウォッチング」を体験するために世界中の旅行者がやってきます。ジンベイザメとのツーショットは一生の思い出になること間違いなしです。

オスロブ(ジンベイザメウォッチング)

Natalio Bacalso Avenue, Oslob, 6023 Cebu

6:00 ~ 11:00

ボホール島 チョコレートヒルズ:季節によって衣替えする不思議な丘

展望台にのぼると、なんとも不思議な景色が目の前に広がります。チョコレートヒルズには、たくさんの伝説やエピソードが語り継がれています。一説では巨人が流した涙が固まって出来たと言われています。フィリピン・ボホール島へ不思議を見つける旅に出ましょう。

パラワン島 エルニド :どこを切り取っても美しい最後のフロンティア

フィリピン旅行でぜひとも足を運んで欲しいのが、セブ島のお隣にあるパラワン島。飛行機を乗り継いで約1時間で到着するエル・ニドには岩肌に囲まれた幻想的なラグーンや数々の美しいビーチが広がっています。

ミンダナオ島の観光スポット(フィリピン南部)

エンチャンテッド・リバー:まるで魔法?透明度抜群の旅行スポット

Photo by Lawrence Craft

ミンダナオ島の空港から車を3時間ほど走らせると到着する秘境のヒナトゥアン川。お昼頃になると太陽の光が照らし出して、海底までくっきりと見渡すことができます。

エンチャンテッド・リバー

Mindanao Hinatuan Philippines

ティヌイアン滝:階段上の滝が広がるフィリピンのナイアガラの滝

上層部は3層の階段のようになっていて、美しい水が流れる壮観な滝。日本では味わえない巨大滝壺での遊泳体験もできます。また早朝に訪れると、虹が出ている幻想的な景色を眺めることができますよ。

ティヌイアン滝

Borboanan, Bislig, Surigao del Sur

アポ山:フィリピン最高峰の火山

標高2,954mの高さから、ミンダナオ島を日々見守るフィリピンの富士山。手付かずのジャングルが広がっているため、1日で登り切るのは不可能な険しい登山道が待ち構えています。

個性豊かなフィリピンを旅行しよう

フィリピンの見所はなんと言っても様々な表情を持つ景色と文化です。何度も足を運んでフィリピンの魅力にたくさん触れてみてくださいね。

3泊4日以上の旅行であれば、紹介した観光エリアを一箇所制覇できます。次の長期休みや暖かい海が恋しくなったら、ぜひぜひフィリピンへお越しください。

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