【セブ島ジンベイザメ総まとめ】値段は?おすすめの時期は?現地ツアー会社がお答え

ジンベイザメが毎日やってくる

遭遇率はなんと99%!?

フィリピン・セブ島南部の村にジンベイザメが毎日やってくる!?初めて耳にした時は衝撃でした。しかも、多い時には30頭以上のジンベイザメがやってくる日も。

ここでは、オスロブの公式ルールガイドを作成しているセブ島現地旅行会社が徹底解説。さらに年間3万名をご案内しているからこそ分かる、ここでしかできない楽しみ方や現地の最新情報も交えてお届けします。

一生の思い出になる家族旅行を成功させたいあなたや、自慢できるジンベイザメとのツーショットを撮影したいあなたは、ぜひ参考にしてください。

セブ島屈指の人気アクティビティ!ジンベイザメツアーとは

オスロブジンベイザメウォッチングのドローン画像

大きな体に小さなおめめがとってもかわいいジンベイザメですが、餌を求めて近くにやってくる姿は圧巻の一言。まずは夢のようなアクティビティについてご紹介します。

体長10 ~ 20mのジンベイザメが目の前に

オスロブのボートから眺めるジンベイザメ

アクリルガラスを飛び越えて、海面までやってくるジンベイザメを鑑賞できます。大きな体で口を開けて迫ってくる姿に思わず恐怖を感じてしまう人もいます。

餌を食べることに夢中になっているジンベイザメは、人間に危害を加えることはないので適切な距離を保ちながら、ジンベイザメとの遊泳を楽しみましょう。

綺麗なセブ島の海とジンベイザメのコラボレーション

オスロブジンベイザメウォッチングのドローン画像

南国リゾートとして名高いセブ島の海は、透明度が抜群に高いんです。さらに海洋保護区に指定されているエリアでは、船の上から海底がはっきりと見渡せてしまうほど。

しかもセブ島の海水温は年間を通して26度以上。暖かい海でのマリンアクティビティができるので、寒がりさんのあなたでもきっと満喫できますよ。

ジンベイザメと泳げるのは早朝だけ

早朝のオスロブ

ジンベイザメはオスロブのボートマンが撒くオキアミを食べるためにやってきます。そのため、お腹がいっぱいになったら大海原へと帰ってしまいます。朝ごはんを食べているところに私たちがお邪魔するため、しょうがないですね。

年間の中止回数は4回程度

オスロブのボートマン

ジンベイザメは毎日やってきますが、海難事故防止のためにアクティビティが催行中止になることがあります。基本的に小雨程度なら問題なく体験できますが、当日急遽中止になることもあります。

中止が前日までに決まっている場合は、フィリピン観光省認定の旅行会社であれば事前に情報を入手して参加者へお知らせするので、わざわざ現地へ足を運んだのに中止……。というトラブルの心配はありません。くれぐれもツアー会社選びは慎重に行いましょう。

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おすすめの時期は3 ~ 5月!7 ~ 10月は台風に要注意

スミロン島のサンドバー

年間を通して暖かい常夏のフィリピンですが、気温は30℃前後の日々がほとんど。季節は「乾季」と「雨季」に別れています。

乾季(12 ~5月)は雨が少なく、南国気分が盛り上がる

せっかくの旅行は晴れた日に動きたいですよね。比較的天候が安定していて波も少ないため、よりはっきりとジンベイザメが泳ぐ姿を鑑賞できます。さらにクラゲもいないので、まさにベストシーズン。

中でも3 ~ 5月はフィリピンのサマーシーズンにあたるため、タイミングが合うのであればこの時期の旅行をおすすめします。

雨季(6 ~ 11月)でもジンベイザメと泳げます

オスロブには年間を通してジンベイザメがやってくるため、海況が荒れていなければアクティビティは実施されます。しかし波が高いこともあるので、泳ぎに自信がない方はご注意を。セブ島では雨が降る日もありますが、1日中降り続くことは滅多にありませんので、朝の出発時に雨が降っていても、移動中に止むことがほとんどです。

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子どもは3歳頃から参加OK!船上から眺めよう

子供も楽しめるジンベイザメウォッチング

オスロブでは年齢規制はありませんが、一人で泳げるくらいのお子様なら参加可能です。
また、ボートスタッフが船上から監視を行っているので溺れる心配はありません。

ライフジャケットの着用義務はありますが、目を離さないよう常に気を配りながらアクティビティをお楽しみくださいね。

しかし、早朝からの移動となるので無理は禁物。泳げないけれど、どうしてもジンベイザメを眺めたいという場合は船上から眺めることもできます別途料金は発生しませんので、ツアーお申し込み時に相談してみてください。

2023年のセブ島旅行はツアー会社選びにご用心!

悲しいお話ですが、日本人による無認可営業をしているツアー会社が散見されています。

万が一のトラブルの際には、ホームページに記載の住所に会社が存在せず、連絡が取れなくなってしまうことも…。

実際にあった怖いトラブルたち

・無認可の旅行会社が催行するツアー中のアクシデントにより海外旅行保険が使えず、高額の入院費が自腹&帰国予定日の変更
・オスロブ(空港から車で3時間)で検問にかかり、無許可営業のためその場で車両が没収に。ドライバーにも置き去りにされてしまったためタクシーも捕まらずに近くのホテルへ宿泊するハメに……
・キャンセル料をめぐるトラブルで逆上され、事前に伝えていた宿泊先までやってきて請求された

ツアー会社選びの際はフィリピン観光省に掲載されている旅行会社から必ずお選びください。安全のために、こちらに記載のないツアー会社の利用は控えましょう。

けん

2022年のフィリピン・セブ島の入国規制緩和とともに、トラブルの件数が増えています。セブプレ セブ島ツアー会社による盗用について【4年分の告発】の記事では、危険な旅行会社と悲しい実体験についてまとめています。

ジンベイザメと泳ぐ3つの方法

インターネットで調べると様々なジンベイザメツアーがたくさん出てきて迷ってしまいますよね。慣れない海外旅行で失敗しないためにも、アクティビティの種類を事前に確認しましょう。

シュノーケリング

ジンベイザメと女性

海面に浮かぶオキアミを求めてジンベイザメが浮上するため、潜る必要がありません。運が良ければ海水ごと吸い込むダイナミックな様子がみられることも!

小さなお子様やあまり海で泳がない方でもライフジャケットを装着して気軽に参加できるのが嬉しいポイントですね。オスロブの規制によって、1回の遊泳時間は30分と決められています。

もう一度泳ぎたい場合は混雑状況にもよりますが、再度の手続きが必要です。

シュノーケリングについて
  • オスロブ入場料:1,000ペソ
  • ジンベイザメとの遊泳時間:30分

体験ダイビング・ファンダイビング

ダイビングを楽しむ男女

海中からジンベイザメを眺める機会なんて、なかなかありませんよね。その他の観光地では、機材の準備をして待機していたけれど、姿をみられなかったなんて事も……。

初心者でも安心の体験ダイビングでジンベイザメダイビングに挑戦してみませんか?

シュノーケリングについて
  • オスロブ入場料:1,500ペソ
  • ジンベイザメとの遊泳時間:50分
  • 体験ダイビングあり(要事前講習)
  • 行動範囲:ダイブマスターの手の届くところまで
  • 水深:5〜6mほど(体験ダイビング)

シュノーケリングではできない、海底からジンベイザメを見上げる貴重な体験ができます。また、長時間眺められ続けるのも素敵なポイントですね。

ボートの上から鑑賞

オスロブジンベイザメウォッチングのドローン画像

オスロブ周辺の海は特に透き通っているため、ボートから覗き込むとジンベイザメの姿をはっきりと確認できます。

あまり泳ぎが得意ではない方や、体力に自信がない方はこちらがおすすめ。

ボートからの鑑賞
  • オスロブ入場料:1,000ペソ
  • ジンベイザメとの遊泳時間:30分
  • ※通常のシュノーケリングと同じ

ジンベイザメツアーの1日の流れ

簡単な流れとちょっとしたコツを紹介します。ジンベイザメツアーの所要時間はおよそ8 ~ 12時間程度。

ジンベイザメは早朝にやってきて、オスロブの開場時間である6:00 ~ 11:00の間でジンベイザメシュノーケリングを体験できます。

またオスロブまでは片道3時間ほどかかり、混雑時には1時間以上の待ち時間が発生する事もあるので早朝の出発が必須です。

3:00 ~ 4:00 ホテルでピックアップ

ホテルまでお出迎え

まだまだ空が暗い中、ロビーで待ち合わせ。ジンベイザメと泳げるのは早朝に限られているため、3:00 ~ 4:00頃に出発します。

車両は13人乗りのバンがほとんど。移動時間が長いため、貸切で申し込めば気兼ねなく車内で過ごすことができます。

4:30 朝食を買うためにJolibeeへ

ジョリビー で朝食

フィリピンを代表するファーストフードといえば、真っ赤な看板のジョリビー!フィリピンの食文化に合わせた甘めの味付けが愛されポイント。オスロブまでは約3時間かかるため、お腹いっぱい食べて仮眠を取りましょう。

6:30 準備ができたらオリエンテーション

オスロブでのオリエンテーション

受付を済ませたら、ジンベイザメウォッチングに関する説明を受けます。CSPトラベルはオスロブと提携して日本語版のルールガイドを提供しています。現地へ足を運んだ際にはぜひ確認してくださいね。

7:00 小船に乗り込んだら、いざジンベイザメウォッチング

ジンベイザメウォッチング

ボートマンによる手漕ぎの船で5分ほど沖へ進むと、海面には大きな口を開けたジンベイザメがたくさん泳いでいます。当日は決してジンベイザメに触れないようにアクティビティ満喫しましょう。

8:00 ~ 魅力あふれるセブ島南部の観光地へ寄り道

せっかくセブ島南部に移動したなら、ついでに他の観光地へ立ち寄るツアーがおすすめ。決しておまけではない、セブ島の自然を体感できる観光地がたくさんあるので、ぜひともチェックしてください。

スミロン島

スミロン島のドローン画像

豊かなサンゴ礁と白砂浜に囲まれたリゾートアイランド。季節によって表情が変わる美しいサンドバーは、訪れた人の心を掴んで離しません。インスタ映えの写真はここで決まり!

スミロン島のドローン画像

カワサン滝

カワサンたきでアクティビティ

セブ島最大の滝で滝壺へ飛び込むジャンプアクティビティや本格キャニオニングに挑戦できます。アクティブな1日を過ごしたいあなたにぴったりな秘境スポット。

カワサン滝キャニオニング

ツマログ滝

ツマログ滝の美しい景観

オスロブから車で5分の定番寄り道スポット。100mの高さから降り注ぐ滝が霧となって降り注ぎます。神秘的な風景が広がっていて、いつまで眺めていても飽きない癒されスポットとして密かに人気があります。

ボホール島

ボホール島のチョコレートヒルズ

セブ島旅行者に大人気のネイチャーアイランド。チョコレートヒルズやバギー、世界最小のメガネザルターシャなどの魅力が盛りだくさん。

モアルボアル

モアルボアルのウミガメ

ウミガメサーディンランと呼ばれるイワシの魚群に巡り会うことができます。世界的に有名なダイビングスポットになっていて、2週間滞在する人もいるとか。

シマラ教会

シマラ教会

願いを叶えてくれる奇跡のマリア様が祀られたシマラ教会。聖堂裏のマリア様へお参りをした後は、願いの色のロウソクに火を灯して祈りを捧げましょう。

シマラ教会

16:00 ~ ホテルに到着

それぞれの観光地へ立ち寄った後は、ランチとシャワーを済ませて帰路に着きます。夕方頃になるとセブシティでは渋滞が発生するため、ショッピングモールで下車してからホテルへ戻るのがおすすめです。

ジンベイザメツアーの口コミ

大人気には理由がある……?気になる口コミをまとめました。実際に体験したからこそわかるポイントや残念だったところを確認しましょう。

満足だった声

ジンベイザメとカワサン滝セットプランで参加しました。片道3時間と到着までしばらく、時間がかかりますが、着いて実際潜ってみるとジンベイザメが一杯泳いでおりました。普段は10頭程いるらしいですが、この日は幸運なことに20頭。間近に大迫力で楽しむことができました。

野生のジンベイザメが間近に見え、とても貴重な経験になりました。運良く20頭ほど、ジンベイザメが来てて水にもぐる度にその姿を見ることができました。普段、水族館で見たことしかない、ジンベイザメと泳ぐことができて、一生の思い出となりました。

ここが気になった……

午前中だけなので、市内からの出発は早朝の出発が必要です。ガイドさんがついてくれて、写真を撮ってくれます。まともに着替える場所、トイレをする場所がないので、着替えは事前にしておくべきです。トイレはペーパーもって頑張るしかありません。

肝心のジンベイは見れました。しかしこの日は波も高く、一緒に写真を撮る、という感じではなかったので、とても残念です。遠いので、もう行く機会がないと思いますが、当たり日とはずれ日があると思いました。

残念でした……という口コミも

前々日より台風が接近中だったのですが恐らく通過後になるだろうと期待していきました。タイミング良く通過したのですがうねりが強くて急遽中止となり結局会えず仕舞い、トホホなおすろぶでした。

天候や混雑状況によって様々な声がありますね。中には現地まで足を運んだのにジンベイザメに会えなかった残念な感想も……。せっかく3時間もかけたのに帰るだけとなってしまったら、とても悲しいですよね。そうならないためにも、事前に天気を確認しておきましょう。

事前知っておきたい!ジンベイザメシュノーケリングについての豆知識

ジンベイザメのアップ画像

ジンベイザメシュノーケリングがもっと楽しくなる豆知識とお役立ちグッズをまとめました。前日までにチェックしてしっかりと備えましょう。

ジンベイザメウォッチングの歴史は2011年から

当時のオスロブは、漁のために撒いた餌をジンベイザメが食べてしまうことに悩んでいました。
そこでとある漁師から「ジンベイザメにご飯を与えて、たくさんの人に来てもらおう!」という発想が生まれました。

漁師たちのチャレンジが功を奏して、現在では世界的にも珍しいジンベイザメ鑑賞スポットになりました。

ジンベイザメは英語でWhale shark

ジンベイザメの事をどれくらい知っていますか?主食は小型の甲殻類などのプランクトンで、人間を襲うことはありません。万が一食べられても歯が退化しているため重症に至ることはありません。

とはいえ、大きな口を開けながらやってくる姿はちょっぴり怖いと感じてしまいますよね。
事前にジンベイザメの生態について知っておくと、きっと楽しいジンベイザメツアーになりますよ。

<参考リンク>
海遊館:ジンベエザメのヒミツ
美ら海水族館:美ら海生き物図鑑
ウィキペディア:ジンベエザメ

年間3万名をご案内!よくある質問・疑問

慣れない海外旅行だと、いろいろな不安や疑問が出てきますよね。そこで実際にお客様からご相談いただいた疑問・質問にお答えします。

子供も一緒に参加できますか?

一人で泳げるくらいのお子様であればご参加いただけます。現地ではお子様用のライフジャケットやシュノーケリングマスクもご用意しておりますので、ぜひご家族でお楽しみください。

生理でも参加できますか?

生理中は人によって体調が異なりますので、体調とご相談してご参加ください。港にはシャワーやトイレもございますので、泳いだ直後の流血にはご対応いただけます。また、不安な方はタンポンや月経カップなどを利用して対応しましょう。

参考:日本産婦人科医会

泳げなくても参加できる?

ライフジャケットの装着義務・ボートマンによる監視がありますので、泳げないあなたでもご参加いただけます。波が高い日は、船にしがみついたままでもジンベイザメシュノーケリングを十分に満喫できます。

ジンベイザメツアーは旅行の何日目がおすすめ?

早朝からの出発、渋滞によって帰着時間の予想が難しいため、到着日の翌日や帰国日の前日がおすすめです。オスロブの近くに宿泊する手段もありますが、周辺の観光地が限られるためあまりおすすめはしません。

まとめ

セブ島観光といえばジンベイザメシュノーケリングと呼ばれるほど人気沸騰中のアクティビティ。これまでにたくさん足を運びましたが、毎回ジンベイザメの姿に感動を覚えます。

セブ市内から少し遠いですが、絶対に足を運ぶ価値あり。水族館や海の生き物が好きなお子様にとってもおすすめです!

みんなにシェアしてセブ島を盛り上げよう!